今回は初めてガンダム作品を扱います。
名作と呼ばれることも多い(呼ばれる理由は使用できる機体が多く、それまでスポットの当たることが少なかった作品のストーリーなどが参照できたからだと思う)SDガンダムGジェネレーションFで登場する「Dガンダム」の活躍が描かれる作品となっています。
時代設定としては宇宙世紀。逆襲のシャアで描かれるシャアの反乱の前夜くらいとなっています。
主人公はガンダムマニアのダリー・ニエル・ガンズ(だったよな?)はコロニー公社で働く、所謂コロニーの修理屋さん。
ガンダムマニアの彼は、自分の作業用モビルスーツの頭をガンダムヘッドに改造。
その見た目のせいでトラブルに巻き込まれ……というお話。
所謂ゲームに登場する「Dガンダム」は、連邦軍に一時所属することになったダリーに支給されたモビルスーツで、作業用などでないちゃんとした戦闘用のモビルスーツ。
この一件の後は、元のコロニー公社に戻って働いているみたいです。
ポイントが高いのは……ダブルゼータの最終盤で消息が分からなくなっていたイリア・パゾムが登場する事でしょうか。
ラストにはイリアの部隊は木星に転属、となっている。のはまあ表舞台に登場しないことと整合性を取っているのかもしれません。
この手のお話が公式かどうかで論争になることもあるのかもしれませんが、個人的には(内容が分かりにくい話というのが正直なところですが)結構好きなお話ですね(よく分かりませんが)。
ガンダムでのコロニーというのは基本的に扱いが悪い(悲惨な扱いを受けている)のですが、そこで生活を営んでいる人々も普通にいるわけで。
後年に描かれたダリーの台詞。
「穴が開いたコロニーがどうなるか知ってんのかあ」
「空気も」
「水も…」
「草も…」
「木も…」
「土も…」
「全部死ぬ!死ぬんだぞ!!」
「連邦もォ」
「ジオンもォ」
「コロニーをなめるんじゃねえぇぇっ!!」
っていう台詞が好きです。
今となっては知っている方はそれなりにいるとは思うのですが、それでも比較的マイナーな方に入るのでしょうか。
気になった方は是非とも調べてみては。ではでは。