月風魔伝。はコナミのゲームです。
以前は箱もあった気がしたんだけどなあ……
角度を変えるとイラストが変わる仕様のパッケージでしたね。
主人公はコナミワイワイワールドにも登場した月風魔。
名前はといえば月ん家の風魔君ということで、月氏という一族のようですね。
当時持っていたマニュアルによれば
- 100mを5秒で走れる
- 俵を三ついっぺんに持ち上げられる
などの特技があったような。波動剣を受け継ぐ一族は凄いね。
ストーリーをざっくり言いますと龍骨鬼が復活したので兄弟(兄二人)がそれぞれ倒しに行ったけど返り討ちに遭ってしまったので、末っ子がついに駆り出された、という感じの話です。うろ覚えですが大体そんな感じだったろうと思います。
波動剣は龍骨鬼によって取り上げられており、基本的に龍骨鬼を倒すため(会うため)に必要になるため波動剣の回収も必須になっています。
今でこそ「はどうけん」と言えば波動拳を思い浮かべますが、格闘家達が現れるまではこちらだったなあと。
ゲームとしてはマップを移動してシンボル(鳥居)に入ると2Dのアクションステージがスタート。右から左、もしくは左から右に抜けるにはこのアクションステージをクリアする必要があります。
お金や剣の経験値の概念もあり、お金は文字通りお店でアイテム(消耗品のみでなくずっと使用できる武器などもあり)の購入に使用。剣の経験値を稼ぐことで文字通り攻撃力が上がります。
そして特徴的な部分として3Dダンジョンが存在する点が挙げられます。
ダンジョン内でも敵が登場し、画面内の月風魔を操作して敵とバトルすることになります。
前述の波動剣はボスが持っておりそれを撃破する必要があるのですが、ボスステージに行くためには3Dダンジョンを突破する必要があります。2Dのアクションステージだけであるのなら操作性も悪くないため結構快適に遊べるのですが、この3Dダンジョンが人を選ぶ要因なっているのかなと思いますね。
なんとなくの3Dダンジョンというわけではなく、普通にマップが必要なレベルですし……
アクションとしては前に挙げたようになかなか面白く、武器も剣を振り回すだけでなく地を這う爆弾や前方で分離?して飛ぶ手裏剣など、ある程度自分好みの攻略をしていくことも可能です。(爆弾などはダメージの成長がないため攻撃力が頭打ちになってしまいますが)
BGMはどれも格好良く、龍骨鬼戦のBGMは是非一度聞いていただきたい。
コナミワイワイワールドのエンディング後はサウンドモードになっており、こちらでも龍骨鬼のテーマが聞けるため、良く聞いていたのを思い出します。
さて、このゲームを語る上で結構な割合で出てくるのが
FC版の源平討魔伝です。
要はパクりがどうのという話なのですが、個人的には源平討魔伝のアーケード版をそのままファミコンに移植するのはまず不可能であり、ある意味苦肉の策としてあのような形になったんではないかなと思います。
さて、脱線してしまったのでそろそろ終わることにします。
今であれば3Dダンジョンもマップなどがあるでしょうし気になった方はプレイされてみては。
エンディングが見たい!ということであれば
おわりをみたいなおわりをみたいな
のパスワードで見られますよ。
ではでは。