半助喰物帖の最終巻が10/6に発売。
少しネタバレがありますので注意をば。
初めて電子書籍で全巻を購入したマンガとなりました。
1巻から改めて読み直してもやっぱり面白いなあと。
原作者の草香先生等もシリーズ終了ということで連載時に明かすことのできなかったカラクリや話の流れなどをあかされたりもしており、そちらも要チェックです。
『半助喰物帖』こぼれ話:半助①
感想で指摘のあった、半助の「江戸時代の男性らしくない」性格について。なんでもかんでもいちいち驚いたり、怖がったり、オーバーリアクションになるとストーリーが進まなくなります。ある程度は現代的なものに馴染んでもらわないと困るわけですね。— 草香去来 (@kyorai_kusaka) October 7, 2021
わたしも知りたかったので質問をしてみました。
お答えいただけたのが嬉しかったです。
読了しましたので是非とも聞きたいことが。
半助が持ち帰った帳面「半助喰物帖」は何冊になったのでしょうか?(拉麺秘録も含む)— とろり丼/じゃ丼 (@DonTorori) October 7, 2021
最終巻の展開自体はやや性急(ユーザーとしてずっと続きを見ていたいからだろうなというのがあったろう)だったかな、とも思いますが、きちんとまとまっているのかなと思います。
誰に対しても、いつ如何なる時にもツッコミ役の繭って貴重な役回りなんだなと改めて思いました。(笑)
個人的な予想としては現代に半助さんの子孫が登場するのかなと勝手に想像していましたが、自分が思っていたのとは少し違った形だったかも。
印象に残っているコマは旧越部藩下屋敷跡地に立っている香澄の部屋から去る際に深々とお辞儀をするシーン。
終の別れになることを言い出せずに去ることになる、色々な物や人々へ向けて深々と頭を垂れる半助さんの人となりがよくわかるシーンだと思いました。
まだ色々と書き連ねたいことはあるような気もしますが。
草加去来先生(@kyorai_kusaka)、灯まりも先生(@tomorimarimo)、素晴らしい作品をありがとうございました。
七代目が突然「半助さん」って呼ばれてビックリする話が見たい(深い意味は無く)
皆様にもお勧めしたい作品となっています。それではでは。