読み切ってきました。
ネタバレありとはいっても、昨日今日連載が終わったわけではないのであまり気にしなくてもいいかもしれませんが。
定助の正体も判明してロカカカの実、それも吉良吉影と空条仗世文が作った(正確には岩人間たちが持っていたロカカカの実に接ぎ木をするという形で奪った)新・ロカカカの実が話の焦点になっていきます。
東方家の内部でも確執というほどではないものの「現在の苦難(具体的には次期当主のつるぎが10歳になると発病するであろう病)をどの様に乗りきるか」や「今後どの様に東方家を発展させていくか」などの点で、当主の憲助と長男の常敏の考えが異なっていたりします。
憲助にしろ常敏にしろ、つるぎの事を第一に考えているようではありますが、あまり憲助のことは描かれませんでしたね。
後半になると定助と豆銑は病院へ、康穂は東方家へ向かいますが……
結果的に新・ロカカカの実は、岩人間(プアー・トム)と定助、豆銑の目をつるぎのスタンドで欺いた常敏が密かに所持しており、実が熟するのを待っている状態。
よくわからないがボスっぽい院長をひたすら追いかけていた定助達なんですが、どうも変な感じ?
と思っていたら院長自身はボスではなく、本当のボスであったのは透龍という、康穂の元彼という人物。
院長に見えていたものは透龍のスタンドだったというカラクリでした。
スタンド能力は「追いかけてくるものに厄災を与える」というもので、最初は全くわからなかった。
定助が指名手配されて捕まった(捕まるときもまだスタンド能力の範囲内であり、アップグレードした厄災は雨に貫かれるというものだった)後、ホリーに介抱された(ホリーには吉影と呼ばれていたが)定助は「追いかけてはいけないが、追いかけさせるのはよい」というアドバイスを受けてボスとのバトルを決意。ここでホリーに助けられたことで定助も決意を新たにした、って感じですかね。
その後は病院で定助、豆銑がボス(スタンド)を待つ。
東方家ではつるぎに病気が発症、外にいた康穂がスタンドを侵入させるも、常敏に殺されそうになります。ですがなんとか回避。しかし右腕を失うなど満身創痍の状態になってしまいます。
そしてこちらで様子を伺っていた透龍がついに登場。常敏がやられるなどかなり込み入った状況に。
かなり危険な状態でしたが完全にブチ切れた状態の常秀が新・ロカカカの実を持ち出してきて康穂に食べさせ、康穂は回復。(失っていた手は常秀の手と等価交換された)
病院と東方家で二面バトルになるという展開に。
この最終盤で久しぶりに虹村京が再登場。
ホリーの娘ですしこの時は病院に来て世話をしていたようですね。
康穂と定助が久しぶりに繋がる。そして定助の攻撃が康穂のスタンドを利用したスマホ画面から透龍に直撃するという展開。これはなかなかの熱さだと思いました。
その後は……今まで何をしてたのかと思っていた花都(憲助の妻)が登場して……
とにかく透龍は死亡。つるぎの病気は透龍が等価交換する形になって完治。という事のようですね。
常敏に殺されたかと思われた憲助ですが死んではいなかったよう。
結局常敏と花都は死亡したっぽいですが、豆銑さんも死んでしまったのかな?あと虹村さんも?
そのあたりはよくわからないですね。
常秀の手はそのままでしたし、定助と康穂はいい感じになったのでしょうか。
そういえば常秀ってキャラ的にはひどい(奴だ)と思いますが、スタンドは格好いいよなあ。
徐世文の母親は徐世文を探し続けている、という事実も明かされました。
東方家の方を見れば(犠牲はあったにせよ)ある程度円満に解決した、とも言えますが……
結局定助は自らの「ホリーの病を治す」という目的を果たせずに終わってしまった
のはなんだが残念(可哀想)な気がしてしまいます。
というわけで久しぶりにジョジョを読みましたが。個人的には(主人公が目的を達成できなかったのは可哀想だとは思いましたが)十分楽しめました。
朝早めの時間にネットカフェに出かけてマンガを読むというのも意外と楽しかったですが、寒くなってくるときついかなあ……
七部を読むか、四部の補完をするか、考えてはいますが実行に移せるかどうか。
ではでは。