マンガ読む:半助喰物帖

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御城プロジェクト~CASTLEDEFENCE~

こちらの作品は『原作/草香去来』『作画/灯まりも』(敬称略)
によってgood!アフタヌーンにて連載中のマンガです。
good!アフタヌーン、料理マンガ……うっ、頭が……

実はかなり前から欲しくて書店で探していたんですがなかなか見つからず、ずっと保留になっていたんですが先日1巻が無料というキャンペーンが行われており、これを気に買ってしまおうということになりまして。
5巻が発売されたばかりだったのでちょうど良いと一気買い。本当であればこの記事も1巻が無料公開されている間に上げるべきだったのですが後手後手に回ってルーズな性格がこのようになってしまった。

閑話休題

彼氏と別れたばかりのOL、吉川香澄はヤケ酒をあおって帰ろうかとしていたところ、店員と押し問答をしているコスプレ侍を見かける。
『大和越部藩(架空の藩)士、楢原半助』と名乗ったそのコスプレ侍の分も酔った勢いで勘定を済ませて共に店を出、話を聞いてみたところ、どうやら半助は150年ほど前の人物のようで……

と、個人的にはもう1人の主人公だと思っている香澄殿、吉川香澄の側からそれっぽく書いてみましたが実際の本編では半助の側から詳細が描かれています。
食い道楽で料理が得意、だがこの時代では行きようが無い半助と、拾った?縁から半助を料理番に任命して家事を任せる香澄、という図式で飯テロな共同生活が始まる……というお話ですね。

幕末とはいえ江戸時代の人間である半助が現代の調理器具や食材を用いて様々な料理を作っていくのがとても楽しく、随所で江戸の風俗や食生活がわかりやすく解説されていたりと面白いです。
確かに昔は白砂糖なんてクソ高かったはずだしなあ……とか思います。

味噌が勿論昔からあったのは知っていますが、醤油の登場で使われなくなった(作られなくなった)調味料などが結構多いということも知りました。

主人公は楢原半助。数えで二十八。楢原家当主で包丁にいささかの覚えあり。他の特技としては雨が降るのが事前にわかる。
自身が仕えていた藩主や香澄のことを鷹揚であると評していますが彼自身も何というかそんな感じな気はします。
好奇心が強いという部分が勝っている気はしますけど。

そしてもう1人の主人公(とわたしが思っている)は吉川香澄。25歳。
OLさんで結構仕事ができそうな感じ(私見)。ただ家事その他に関してはあまりできないというか関心がない、というのも違う感じで、他の事に真面目なあまり手が回っていないって感じなんでしょうかね。

2人の共同生活は見ていて面白く(むしろもっと詳細に描いて貰いたいくらい(鱚の白子をどうやって食べたのか気になるし、普段のお漬け物ストックにはどの様なものががあるのかなども)です)、周りの人物を緩やかに巻き込み(半助の素性を知っているのは香澄とその親友の繭のみ)ながら続いていくこの生活ですが終わりが確実に訪れるのもわかっています。

購入以降、暇さえあれば何度も読み返しているので紙の本だったら結構へろへろになってそう。
まあ出先でも読みやすいってのは電子版の強みなのか。
料理が好きな方もそうでない方も、是非一度手に取ってみていただきたいと思います。

6巻が出たら続きでも書こうか(言うだけならタダ)。
好きなサブキャラクターは青見屋の池田君と金井ちゃん。

ではでは。

あ、あと東海道スペシャルも見たいです。

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