ピクセルリマスター版が出るということですが、やっぱりこの辺りが注目株なのかな?
実は既にプレイしていてクリアまでの記事もあるのですが。
こちらのカテゴリとしては書いていなかったな、と。
当時の記事でも書いていますがソフトは(箱ごと)所持しています。(説明書はボロボロみたいですが)
ファイナルファンタジーシリーズの3作目。ファミコンでは最後のシリーズとなりました。
やはり(制限がある、ジョブ毎に確固たる優劣があるとはいえ)画期的であったのはジョブチェンジシステムだといえるでしょう。
クリスタルによって力を授かったら様々な力を持ったジョブ(職業)にチェンジすることができます。が……ジョブチェンジするにはキャパシティ、と呼ばれる専用のポイントが必要で、チェンジするために必要なポイントは様々。
ジョブ自体に熟練度と呼ばれる数値が設定(これはジョブチェンジ画面で参照することができる)されており、熟練度が上昇することによって攻撃回数が上昇するなどの恩恵が得られ、ついでに熟練度が上がることによってジョブチェンジ時に必要なキャパシティの量も減っていきます。
キャパシティ自体はザコ敵と戦闘することによって増えていきますが上限は255と決まっており、一気に4人をジョブチェンジさせようと思ってもキャパシティが足りずに全員はジョブチェンジできないことも。
SFCのシリーズであるⅣ、Ⅴなどが発売された頃は過去作を振り返って「システムの奇数、ストーリーの偶数」なんて言われていました。
FF2も独創的なシステムだったとは思いますが……ある意味クソ認定されていたのかなあとも思います。
確かにストーリーとしては記憶に残りやすい場面もあり、システムよりもストーリーが記憶に残ったのかも。
FF4もアクティブタイムバトルの元祖であり斬新なシステムだったはずなのですが、セシルを中心に進んでいくストーリーの方がプレイヤーの記憶により鮮明に残ったのかもしれないですね。
さて、話を戻してFF3。魔法のシステムはFF1を踏襲した回数制、ですが使用回数の上限は9回ではなく99回へ。
流石に9回では無理ですし。1キャラにごと覚えられる魔法は3種類までですが。そして各レベルの魔法数自体も黒/白/召喚がそれぞれ3/3/1となりました。(取捨選択をしなくてよくなった)
全ての魔法を使用できる賢者を使用した場合は厳選した白/黒/召喚を各レベルそれぞれ1つずつ使用できるため、チョイスが重要となります。
初登場した召喚魔法ですが、使用できるジョブには召喚士と魔界幻士がおり、
召喚士が使用した場合は各召喚獣の白、もしくは黒、の効果が発揮され、魔界幻士が使用した場合は合体魔法と呼ばれて、白とも黒とも違った(FF3の召喚のアイコン色である灰色)効果が発揮されます。
例を挙げるとタイタンは、白召喚でも黒召喚でも敵単体を攻撃する召喚獣となっており、代名詞であるアースシェイカー(だいちをゆるがす!)は合体魔法でのみ効果が発揮されます。
最強のジョブは前衛が忍者(全ての装備を使用可能)、後衛は賢者(全ての魔法、召喚は合体が発動)となっており、それ以外にもナイトなど一部のジョブは使えると思いますが普通にプレイしていれば最後は忍者2、賢者2が鉄板では無いかなあと。
ゲームの進行などは過去の記事を見ていただくとしても、オリジナル版ではとにかく2人目と3人目がめちゃくちゃ攻撃をくらうのがポイントでしょうね。
BGMも印象深い曲が多いです。
浮遊大陸を脱出した直後の曲などはほんとに心に残りますね。当時のピコピコ音でここまでの印象に残る曲が作れるものなのかと。あとは魔剣士の里ファルカバード、そしてクリスタルタワー、禁断の地エウレカ。
それだけではなくやはり……クリスタルのダンジョンの曲。
全てのプレイヤーが一番最初に聴く曲であり、ダンジョンの特別感が演出される。
……からのフェイクもあったりしてやっぱりすごいなと。
ピクセルリマスター版でラストダンジョンはどうなるのか?というのが一番気になる部分だったりもするんですが、ほんとにどうなるのかなー。
あとは、バグ技が無くなったことでたまねぎ剣士が一皮むけるのが大変になるのかなー、などとも思いますが。
ラスボスも単一の攻撃しかしてこないというかなり珍しいボスかも。
攻略しているので語ることが少ない気もしますが、またどこかでプレイすることがあるだろうか。
飛空挺ノーチラスの(徒歩の)移動速度8倍が、実は意図的なバグによって起こされており再現が難しく、リメイクが長いことできなかった、というホントかウソかわからない噂がめちゃくちゃ好きです。
ではでは。